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2月1日(主日)説教要約

避け所(逃れの町)

2月1日(主日)説教要約

## 2026年2月1日(日)

### 題目:**避け所(逃れの町)**

**The Hiding Place**

### 聖書本文:イザヤ書 4章2〜6節

> **2節**
> その日には、主の若枝は美しく栄え、
> 地の産物は、イスラエルの逃れた者たちのために
> 栄光となり、麗しさとなる。
>
> **3節**
> シオンに残された者、エルサレムにとどまる者、
> すなわちエルサレムの中にあって生き残った者のうち、
> 名を記されたすべての者は、聖なる者と呼ばれる。
>
> **4節**
> それは、主が、裁きの霊と焼き尽くす霊とによって、
> シオンの娘たちの汚れを洗い去り、
> エルサレムの血を、その中から清められる時である。
>
> **5節**
> 主は、シオン山のすべての住まいと、
> そのすべての集会の上に、
> 昼は雲と煙を、夜は燃える火の輝きを創り出される。
> そのすべての栄光の上には、覆いがある。
>
> **6節**
> それは仮庵となり、
> 昼は暑さを避ける陰となり、
> また、嵐や雨を避けて身を隠す避け所となる。

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## 序論

シオンの城はエルサレムの別名であり、その意味は「要塞」です。
エルサレムは、神が備えられる**永遠の避け所、逃れの町**を意味しています。

イスラエルの民がエジプトを脱出し、カナンの地に入るまで、
神は昼は雲の柱、夜は火の柱によって彼らを守り、導かれました。

同じように、**イエス・キリストの血によって罪が洗われ、贖い、すなわち罪の赦しを受けた聖徒たち**は、
みことばと聖霊によって導かれ、守られるのです。

イザヤ書4章1節を見ると、シオンの娘たちに大きな問題が起こっています。
それは戦争と災害による、極めて深刻な危機でした。
しかし、人の力では解決できないその大問題を、主なる神ご自身が解決し、
**永遠の避け所を備えてくださる**という、希望のことばがここに語られています。

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## 1.主の若枝(2節)

> 「その日には、主の若枝は美しく栄え、
> 地の産物は、イスラエルの逃れた者たちのために
> 栄光となり、麗しさとなる。」

### ● 美しく、栄光に満ちた主の若枝

この「若枝」とは、**キリスト**を意味しています。
「エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの枝が生える」(イザヤ11:1)
すなわち、**ダビデの子孫として来られるイエス・キリスト**のことです。

主は、みことばが肉となって人々の間に住まわれた、**受肉されたキリスト**です。

### ● 復活の初穂

この若枝は成長し、約30歳の時にバプテスマを受け、聖霊の油注ぎを受けて、
3年半にわたりメシア(キリスト)としての公生涯を歩まれました。

そして最後に、**神の小羊として十字架の上で代償の血を流し、死なれました。**
イエス・キリストは三日間、よみにおられた後、復活され、
**眠っている者たちの初穂**となられました。

これほど栄光に満ちた若枝と実が、他にあるでしょうか。

### ● 逃れの町に入った者

逃れの町、避け所に入った者は、**条件付きの保護**を受けました。
必ず町の中にいなければならず、当時の大祭司が死ぬと、大赦免を受けて自由になります。

キリストは、**大祭司として死なれ、逃れてきた者たちに大赦免を宣言されました。**
そして、**逃れの町であるキリストのうちにある者は、誰にも手出しされない特権**を得るのです。

罪と死の権威、サタンの支配から解放され、
キリストのうちにあって味わう祝福こそ、
最上の美しさであり、最高の栄光です。

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## 2.いのちの書に記された者(3〜4節)

> 「シオンに残された者、エルサレムにとどまる者、
> すなわちエルサレムの中にあって生き残った者のうち、
> 名を記されたすべての者は、聖なる者と呼ばれる。
> それは、主が、裁きの霊と焼き尽くす霊とによって、
> シオンの娘たちの汚れを洗い去り、
> エルサレムの血を、その中から清められる時である。」

### ● 残された者

神はいつも「残された者」を持っておられます。
ノアの洪水の時には8人を、
ソドムとゴモラではロトと二人の娘を、
エリコが崩れた時には遊女ラハブとその家族を、
荒野の教会ではヨシュアとカレブを残されました。

終わりの時には、**二人の証人を残し、福音を証しさせられます。**

### ● 裁きの霊と焼き尽くす霊

神の御霊は、**裁く霊として、また焼き尽くす霊としても働かれます。**
シオンをきよめられる時、そのように働かれるのです。

偶像礼拝、不貞、罪と咎によって汚れたシオンの娘たちをきよめる時、
聖霊はそのように働かれます。

最も効果的な消毒法の一つは、**焼き尽くすこと**です。
神の御霊が、私たちのすべての罪と咎を焼き尽くされる時、
裁きとともに完全な消滅が起こります。

### ● 清めの恵み

イエス・キリストの御血と、聖霊の働きによって、
シオンの娘たちの汚れを洗い、
エルサレムの血を清められる時が来る、ということです。

キリストの御血は、**どんな罪も洗い清める力**があります。
神の裁きと焼き尽くす霊は、**すべての汚れを完全に焼き尽くす力**を持っています。

それゆえ私たちは、**聖霊のバプテスマを受け、清めを得なければなりません。**
そうでなければ、最後には火のバプテスマを受け、
もみ殻のように焼かれてしまうのです。

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## 3.永遠の避け所(5〜6節)

> 「主は、シオン山のすべての住まいと、
> そのすべての集会の上に、
> 昼は雲と煙を、夜は燃える火の輝きを創り出される。
> そのすべての栄光の上には、覆いがある。
> それは仮庵となり、
> 昼は暑さを避ける陰となり、
> また、嵐や雨を避けて身を隠す避け所となる。」

### ● 雲の柱・火の柱の型

エジプトで奴隷であったイスラエルが解放されたのは、**小羊の血の功績**によるものでした。
その日から、天国の型であるカナンの地に入るまで、
雲の柱と火の柱は彼らを導き、守りました。

同じように、イエス・キリストの血によって罪が洗われ、贖われた聖徒たちは、
主が空中に再臨され、私たちが主にお会いするその日まで、
みことばと聖霊によって導かれ、守られるのです。

### ● 実体であられるイエス・キリスト

カナンの地に入ると、二つの柱は消えました。
その代わりに、**主の軍の将**が現れました。
彼は、来るべきキリストの型であり、顕現です。

私たちも、荒野のような人生の道を終え、
イエスが再臨される時、
生きている者も、眠っている者も共に、空中で主をお迎えします。

もはや象徴や型ではなく、**実体であられる主と、永遠に共にいる**のです。

### ● 永遠の主の幕屋

イエスが再臨され、**千年王国**が始まります。
これは現実の、物理的な王国です。

千年王国が終わり、御子なる神がその国を父なる神にお渡しし、
白い大きな御座の裁きが終わると、
今の天と地は取り除かれ、**新しい天と新しい地**が創造されます。

その時、神の幕屋が第三の天から空中へと降りて来ます。
その時から、**神は永遠にその民と共に住まわれます。**

そこには、害も、破れも、罪も、悪魔も、死も、別れも、悲しみの涙もありません。
永遠に、永遠に続く御国です。

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## 結論

逃れの町であり、避け所であられる**イエス・キリスト**について語りました。

シオンの娘たち、すなわちエルサレムの娘たちは、
罪のゆえに戦争と災害という危機に直面しました。

しかし、**主の若枝が現れ、復活の栄光の実を結ばれました。**

聖徒がその実を食べることができるように、
神はすべての罪と咎を裁き、焼き尽くす清めの過程を通されます。

イスラエルの歴史を通して示されたように、
神は聖徒の**逃れの町、避け所、完全に守る幕屋**となってくださいます。

今日も、嵐、患難、災害、戦争など、
数えきれない苦しみが波のように押し寄せるこの世にあって、
**避け所であられる主イエス・キリストのうちに逃げ込みましょう。**

キリストは、私たちを追い出すことなく、
**必ず守ってくださいます。**

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