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[日本語] 2月16日週報とお知らせ

TCC

2025年2月15日

2月16日 週報


2025.02.16 (40周年記念主日)

タイトル: 徹夜祈りの力

The Power of All Through Night Prayer

本文: 使徒行伝 12:1-7

  1. そのころ、ヘロデ王が手を伸ばし、教会の数人を害しようとした。

  2. そして、ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。

  3. ユダヤ人たちがこのことを喜ぶのを見て、さらにペテロも捕らえようとした。その時は、種なしパンの祭りの時であった。

  4. 彼を捕らえて牢に入れ、兵士四人ずつの四組に預けて監視させ、過越の祭りの後に民の前に引き出そうとした。

  5. こうしてペテロは牢に閉じ込められていたが、教会は彼のために熱心に神に祈り続けていた。

  6. ヘロデが彼を引き出そうとしていた前夜、ペテロは二人の兵士の間に二本の鎖でつながれ、眠っていた。門の外では番兵たちが牢を守っていた。

  7. すると突然、主の御使いがそばに立ち、牢の中に光が輝いた。そして、御使いはペテロの脇腹を叩いて起こし、「急いで立ち上がりなさい」と言った。すると、鎖は彼の手から外れた。

序論

約40年前、私はこの教会に赴任し、徹夜祈祷を始めました。そのとき、多くの人々が悔い改め、主を受け入れました。その中には、ホステスや暴力団の出身者も多くいました。もちろん、一般の人々もたくさんいました。

あまりにも多くの人々が集まったため、徹夜祈祷会を二部制に分け、夜10時からは日本人のために礼拝を行い、深夜1時からは韓国語で祈祷会を導きました。

その中で多くの人が献身し、現在も牧師や伝道師として働いています。元暴力団の牧師、元ホステスの牧師、元僧侶の牧師、さらには元同性愛者の牧師もいます。

しかし今日では、そのような情熱的な祈りを捧げる人の数が減ってきました。なぜ私たちは徹夜祈祷を捧げることが重要なのでしょうか?

暗闇の勢力であるサタンは、夜に活動することを好みます。聖書には多くの奇跡や出来事が夜に起こったと記されています。イエス様もその模範を示されました。


1. 旧約聖書における代表的な奇跡

・紅海の奇跡(出エジプト記 14:21)

イスラエルの民が430年の奴隷生活を経てエジプトを脱出し、紅海の前に到達した時のことです。前には紅海が立ちはだかり、後ろからはエジプト軍が追撃してきました。民は不平を言いましたが、モーセはこう言いました。「モーセは民に言った、『恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために主が行われる救いを見なさい。あなたがたが今日見ているエジプト人を、二度と永遠に見ることはないであろう』」(出エジプト記 14:13)

モーセが神の指示に従ったとき、奇跡が起こりました。「モーセが手を海の上に差し伸べると、主は一晩中強い東風を吹かせ、海の水を押し退けられた。そして水が分かれ、海は乾いた地となった」(出エジプト記 14:21)

・ヨシュアの徹夜奇襲(ヨシュア記 10:9)

ヨシュアはギブオン人に騙されて契約を結んでしまいました。しかし、それでも神の御名によって結んだ契約を守り、彼らのために戦い、勝利を収め、彼らを守りました。

「ヨシュアはギルガルから一晩中行軍し、彼らのもとに突然襲いかかった。すると、主はイスラエルの前で彼らを混乱させ、ヨシュアはギブオンで彼らを大いに撃ち、ベトホロンへ上る坂道で追撃し、アゼカとマケダまで追い詰めた」(ヨシュア記 10:9-10)

・ヒゼキヤの奇跡(列王記下 19:35)

「その夜、主の使いが出て行き、アッシリアの陣営で十八万五千人を討った。朝早く起きてみると、彼らは皆、死体となっていた」(列王記下 19:35)

これは、ユダ王ヒゼキヤの時代の出来事です。当時、アッシリア帝国は強大な国でした。アッシリアの王たちは、絶えずイスラエルとユダを苦しめていました。

ヒゼキヤ王は、預言者イザヤを通して与えられた神の言葉に従い、祈る人でした。神は、一人の御使いを夜に送り、アッシリアの王センナケリブの軍を壊滅させ、185,000人を滅ぼしました。


2. イエス様の徹夜祈祷

・弟子たちを選ばれる前に(マタイ 10:1-4, 4:23-25, マルコ 3:13-19, ルカ 6:12)

イエス様は12人の弟子、すなわち使徒たちを選ばれる前に、夜通し祈られました。12使徒はイエス様の分身とも言える存在です。彼らを立てるために、イエス様は徹夜で祈られたのです。

その後、イスカリオテのユダはその使命にふさわしくない者となり、自ら命を絶ちました。イエス様は人々が選んだマッテヤを選ばれず、その代わりにパウロを使徒として立てられました。

・変貌の山での祈り(マタイ 17:1-8, マルコ 9:2-13, ルカ 9:28-36)

イエス様は予告されたとおり、ペテロ、ヨハネ、ヤコブを連れてヘルモン山に登り、徹夜で祈られました。

祈りを終えた時、イエス様は変貌されました。モーセはシナイ山で40日間断食祈祷をした後、顔が輝きましたが、その栄光は一時的なものでした。しかし、キリストの栄光は永遠のものです。

・ゲツセマネでの祈り(マタイ 26:36-46, マルコ 14:32-42, ルカ 22:32-46)

イエス様は人類の救いのために、ゲツセマネの園で油を搾るように汗と涙と血を流しながら、夜通し祈られました。その後、敵に捕らえられ、十字架の極刑を受けて死なれました。

イエス様が十字架の苦しみを乗り越えられた力は、ゲツセマネの園での徹夜祈祷から得られたものだと言えます。このように、イエス様は重要な出来事を前にして、必ず徹夜で祈られました。

徹夜祈祷は、それほど重要な祈りなのです。


3. 使徒たちと聖徒たちの徹夜祈祷

・ペテロの体験(初期、晩年)

ペテロがイエス様と初めて出会う前夜、彼は一晩中漁をしましたが、一匹の魚も捕ることができませんでした。翌朝、イエス様がペテロの船を借りて、その上で天国の福音を教えられました。その後、深みに漕ぎ出して網を下ろすように言われました。すると、網が破れるほどの大量の魚が獲れ、協力者であるヤコブとヨハネの船までいっぱいになりました。

イエス様は十字架で血を流され、葬られて三日後に復活されました。イエス様は弟子たちに現れたり、また姿を消したりされました。その時、ペテロはガリラヤ湖に戻り、7人の仲間と共に漁に出ました。一晩中努力しましたが、一匹の魚も捕ることができませんでした。

その時、イエス様が現れ、舟の右側に網を下ろすように言われました。すると、大きな魚が153匹も獲れました。その後、イエス様との対話の中で「三問三答」として知られる有名な対話が、ヨハネの福音書21章に記録されています。

・初代教会の徹夜祈祷(使徒行伝 12:1-19)

最初に殉教した使徒はヤコブでした。すると、ヘロデ・アンティパス王はペテロを捕らえ、牢に閉じ込めました。16人の兵士を四組に分けて厳重に見張らせ、過越の祭りが終わったら処刑しようとしていました。

教会は危機が訪れると、祈りに専念しました。彼らが徹夜で熱心に祈っていた時、主の御使いがペテロを起こしました。ペテロは昏睡状態のように眠っていましたが、目を覚まし、厳重な警備を突破して自由の身となり、祈りを捧げていた信徒たちの元へ行きました。

信徒たちは祈っていたにもかかわらず、すぐにはその奇跡を信じることができませんでした。しかし、神は彼らの切実な徹夜祈祷を聞き、応えてくださったのです。徹夜祈祷には偉大な力が現れるのです。

・パウロとシラスの徹夜祈祷(使徒行伝 16:16-34)

パウロとシラスは聖霊の導きを受けて、マケドニアの最初の町であるピリピに行き、伝道しました。そこで、紫布を商うリディアという女性がイエス様を信じました。しかし、パウロとシラスが占いの霊に取り憑かれた少女の悪霊を追い出したため、深い牢に閉じ込められてしまいました。

人の力では脱出不可能な状況の中で、パウロとシラスは夜中になって祈り、神を賛美しました。すると、その祈りに対する応答として大きな地震が起こり、牢の扉がすべて開き、囚人たちの鎖がすべて解かれました。

責任者である看守は、自害しようとしましたが、パウロがそれを止め、イエス・キリストを伝えました。すると、彼とその家族全員がイエス様を信じ、洗礼を受け、救われました。


結論

深い闇が世界を覆っていた時、神の霊は水の上を動き、混沌とした世界を秩序ある世界へと造り変えられました。

暗闇の勢力とは、死の力を意味します。死の力とは、サタンの力です。暗闇の勢力とは、陰府の権勢です。

神は私たちに休息を与えるために夜をくださいました。しかし、暗闇の勢力、死の勢力、サタンの勢力は、その夜を自分のものとし、あらゆる堕落と汚れた行いを行わせようとします。

もし私たちがその夜に祈るならば、暗闇の勢力を縛り、朝の奇跡を体験することができるでしょう。徹夜祈祷には、偉大な応答と力が現れるのです。

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