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6月7日(主日)説教要約

6月7日(主日)説教要約

2026年6月7日(日)

**タイトル:聞け、そのラッパの音を!**
**Hear! the Trumpet’s Sounds**

**本文:イザヤ書 18章1-3節、7節**
「1ああ、クシュの川の向こう側、羽音の聞こえる地よ。2そこは使者を海に送り、パピルスの舟を水に浮かべている。行け、速い使者たちよ。背が高く、つややかな民へ、初めから恐れられ、遠くから力強く、踏みにじる民へ、その国は川々が分かれている。3世界に住むすべての者、地に住む者よ、山々に旗が揚げられるのを見よ。ラッパが鳴り響くのを聞け。7その時、川々が分かれている国、背が高く、つややかな民、初めから恐れられ、遠くから力強く、踏みにじる民から、万軍の主の御名の場所であるシオンの山へ、贈り物が運ばれる。」

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### 序論

先週の主日、イザヤ書17章の主題は「見ること(Looking)」でした。今日のイザヤ書18章の主題は「聞くこと(Hearing)」です。
今日の本文は、クシュに対する審判の警告であり、列国に対する警鐘の言葉でもあります。また、神が立てられた旗を見て、神のラッパの音を聞けと命じておられます。
本日の御言葉は、歴史的に実際に起こった出来事であり、歴史の中で成就されました。そして、この御言葉には、終わりの日に鳴り響く神のラッパの音を聞き、神に栄光を帰せよというメッセージが含まれています。

### 1. クシュ(エチオピア)に対する警告(18:1, 7)

**クシュの登場**
聖書には、ソロモン時代にシバの女王が訪ねてきた記録があります。ソロモンが神殿と宮殿の建築を完成させた後、シバの女王が訪ねてきました。クシュとシバは同じ場所を指しています。クシュは英語聖書ではエチオピアと記されています。
当時、ソロモンとシバの女王の間に息子が生まれたと伝えられており、その名はメネリクと言われています。その後、その国は3,000年間キリスト教国家となりました。しかし現代に入り、セラシエ皇帝が失脚した後、現在のエチオピアとなりました。現在は60〜70%がイスラム教が支配する国となりました。キリスト教が迫害を受ける国となったのです。

**クシュとユダ**
クシュは強大な国でした。ユダの王アサの時代、クシュの王ゼラが攻めてきた時、アサが捧げた祈りは有名です。「11アサは、自分の神、主に叫んで言った。『主よ、力のある者と力のない者との間では、あなた以外には助ける者はありません。私たちの神、主よ、私たちを助けてください。私たちはあなたに寄り頼み、あなたの御名を掲げて、この大軍に立ち向かっています。主よ、あなたは私たちの神です。人に打ち勝たせないでください。』」(歴代誌下 14:11)。神はクシュの100万の大軍と戦車300両を撃破するようにされました。
彼らはエジプトとも戦争をしました。エジプトが勝利したことを記念して作られた歌もあります。ヴェルディのオペラ『アイーダ』(エチオピアのアイーダ姫とエジプト将軍の愛)です。スエズ運河の開通式で演奏される『アイーダ』(凱旋行進曲)は世界的にも有名です。

**クシュと列国に対する警告**
クシュの川の向こう側の「羽音の聞こえる地」は、現在のケニア、エチオピア、ルワンダ、ウガンダ、タンザニアなどの国々であると見られます。
本文では、北アフリカの列国に対する警告が与えられています。「川々が分かれている」とありますが、これはナイル川を念頭に置いた言葉と思われます。ナイル川は、青ナイルはエチオピアから、白ナイルはスーダン・ルワンダ方面から始まり、ヴィクトリア湖に至り、一つとなってエジプトに流れる、全長6,650kmの世界で最も長い川です。2節と7節の「背が高く、つややかな民」は、ケニアのマサイ族を連想させます。彼らは背が高く、つややかで、戦士と呼ばれます。アフリカの猛獣と戦い生き残る、世界で最も強く背の高い民族です。このようなすべての国々に警告の言葉を下されたのです。

### 2. 列国に対する警鐘(18:3)

**山の上に立てられる旗**
主なる神は、山の上にエホバ神の旗を立て、勝利させてくださいます。これは、教会が山々の頂に立てられ、敵に向かって宣戦布告をし、悪魔と戦って勝利することを象徴しています。主イエス・キリストの十字架の旗を高く掲げ、勝利を宣言するのです。これは「良い戦い」です。また、霊的な戦いです。そして必ず勝たなければならない戦いであり、勝つ戦いです。

**ラッパを吹かれる神**
主なる神は、ラッパを吹いて警告し、聖徒たちを前進させられます。ヨシュアがエリコの城壁を崩した時、城の周りを七回回り、羊の角のラッパを吹くと、難攻不落のエリコの城壁は崩れ落ちました。
ソロモンが神殿建築を完成し奉献する際、神のラッパ吹きたちが動員されました。祭司の組を無視して120名ほどのラッパ吹きが動員され、ラッパを吹き、ソロモンの祈りが終わる時、天から火が下りて14万2,000頭のいけにえを焼き尽くす歴史が起こりました(歴代誌下 5:12, 7:1-3)。
神は、イスラエルの敵を滅ぼす時、ラッパを吹いて警告し、敵を殲滅すると宣言されたのです。

**注目し聞くべき列国**
主なる神が語られたことを注目して見、聞かなければなりません。列国は神の旗を見、ラッパの音を聞かなければなりません。もし無視したり不従順であれば、滅びがあるだけです。
今も神はキリストの教会を立て、十字架の旗を見て救われることを願っておられます。主なる神は、ご自身が立てた主の僕たちをラッパ吹きのように用いられます。主の僕たちがラッパを吹く時、聞けば生きます。不従順な者で歴史上生き残った者は一人もいませんでした。今も続いており、これからも同様の現象が起こるでしょう。

### 3. 聞け!そのラッパの音を(18:3, 7、テサロニケ第一 4:16)

**大きなラッパの音**
「31また、彼は大きなラッパの音とともに、その使いたちを送る。彼らは天の果てから果てまで、四方から、その選び抜かれた者たちを集める」(マタイ 24:31)。
イエスが再臨される時、すべての御使いたちを連れて来られるでしょう。キリストのもう一つの称号は、御使いのかしらミカエルのような名前です。すべての御使いを連れて来ることができるので、御使いのかしらであり、その名は「誰が神と等しいだろうか」という意味ですから、キリストを意味し得ます。

**最後のラッパの音**
「51見よ、私はあなたがたに奥義を告げます。私たちは皆、眠らされるわけではありません。私たちは皆、変えられるのです。52終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちに。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです」(コリント第一 15:51-52)。
神の最後のラッパの音は、復活を告げるラッパです。最後のラッパの音が鳴り響いた後は、二度とラッパの音を聞くことができないという意味です。最後のラッパの音とともに、聖徒の復活と変貌、そして携挙(けいきょ)が同時に起こるでしょう。

**神のラッパの音**
「16主は号令と御使いのかしらの声と神のラッパとともに、ご自身天から降りてこられます。そしてキリストにある死者が先によみがえり、17それから生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一気に引き上げられ、空中で主を迎えるのです。このようにして、私たちはいつまでも主とともにいることになります」(テサロニケ第一 4:16-17)。
神のラッパの音とともに主の号令と御使いのかしらの声が聞こえるので、三位一体の神を描写しています。イエス・キリストは空中に再臨されます。聖徒が再臨されたイエスに出会う場所は決まっています。そこは空中です。

**第七のラッパ**
「15第七の御使いがラッパを吹いた。すると、天に大きな声々が起こって言った。『この世の国は、私たちの主と、そのキリストのものとなった。主は世々限りなく支配される』」(黙示録 11:15)。
すべてがイエス・キリストが再臨される時に鳴り響くラッパの音です。その時、墓の中でこのラッパの音を聞いて起き上がる人々がいます。彼らはクリスチャンです。その時、復活の体を与えられるでしょう。

### 結論

神は、ご自身の民を守られます。神はご自身の敵と教会の敵に対して報復することを約束されました。
「……万軍の主の御名の場所であるシオンの山へ、贈り物が運ばれる」という言葉は成就しました。まず、センナケリブの18万5,000の軍勢が、一人の御使いによって一晩にして全員死体となりました。彼らが持っていた戦利品は勝者の取り分となり、シオンの山エルサレムにもたらされました。
神のラッパの音が聞こえてくる時、聞いて従えば勝利します。今日も神は、主の僕たちを通して時にかなった養いを与え、霊的な戦いに勝利するようにラッパを吹いておられます。
私たちは最後のラッパの音を聞いて起き上がり、空中で花婿なる主をお迎えしなければなりません。これが私たちの望みであり、目標となるべきです。

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